防火設備定期検査のトラブル事例

こんにちは！

今回は防火設備定期検査における
トラブル事例をご紹介します。

はじめに

今回、トラブル事例をご紹介するきっかけは、
防火設備定期検査中に起きているトラブルの
お問い合わせが急増しているためです。

普段から使用していないため、
点検した際に見つかるケースが多いようです。

このようなトラブルが起こる前に
あらかじめ事例を知っておくことが
現地対応の役に立ちます。

たしかに、別現場の事例を知ったところで、
対して役に立たないと思うかもしれません。

しかしいくつか事例を知っておくことで
「これは、一時対応できる」もしくは
「すぐに、職人さんを呼ぼう」といった
判断基準ができ、現地の素早い対応につながります。

この記事では数あるお問い合わせのなかで、
よくある3つの不良症状の事例を紹介します。

それでは進めて行きましょう。

症状1：防火シャッターが復旧しない

文化シャッター㈱製の自動復帰型自動閉鎖装置は、連動した後復旧点を通過しないと
復旧しないものもあります。上記の対応をお試しください。

症状2：防火シャッターが作動しない

防災盤の連動操作による防火シャッターの点検中、
ふと１台だけ落ちないといったことは多いのではないでしょうか。
自動閉鎖装置の不作動による指摘も多いですが、意外と開閉機の固着による
指摘が多いです。

症状3：危害防止装置が動作しない

症状4：信号が返らない・返ったまま

自動閉鎖装置はマイクロスイッチによって信号を返します。
動作したらマイクロスイッチを押すのですが、【不具合】自動閉鎖装置の方は
マイクロスイッチを押すバーが破損しなくなっております。
そのため信号が返りませんでした。

症状5：手動閉鎖装置で起動しない

危害防止装置が装備されていない防火シャッターの
手動閉鎖装置はほとんどがワイヤーで接続されています。
そのワイヤーの張り具合等で降下しない場合もあります。

さいごに

いつも点検ご苦労様です。今回の記事はいかがだったでしょうか？

防火シャッターの点検の際、トラブルの症状が多いものを簡単にお話ししました。
絶対に、この症状等に全て当てはまるわけではありません。
実際に現場を見てみないと何も言えない。という事の方が多いです。

弊社は点検の際、様々な症状を目の当たりにし、原因を追究し、整備や修繕・交換まで承っています。お気軽にお問い合わせください。
（もちろん、防災屋さんのご協力を頂きながらやらせて頂いてます。）


消防点検・防火設備点検はお気を付けて作業してください。

投稿者プロフィール

アート シャッター

アートシャッターは1996年の設立以来、会社設立の地である千葉県を中心に
最高のサービスをご提供できるよう尽力しております。
シャッターメーカー様各種のお取り扱いと25年の経験を活かし、
お客様の要望にお応えできるよう社員一丸となって取り組んで参ります。

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