シートシャッターとは
本記事ではシートシャッターについて、紹介し、
下記の疑問を解決できるよう構成していきます。
【本記事で解決する疑問】
- シートシャッターはどんな仕組み?
- よくある故障とその対応または修繕とは?
今回、取り上げるシートシャッターは
「耐火クロススクリーン」を除いた
下記のようなものになります。
それではシートシャッターの仕組みから入ります。
シートシャッターの仕組み
大まかなシートシャッターの仕組みは防火シャッター
に通ずるところがあります。
大きく違うのはスラット部がシート状になり、
下記の特徴を要していることです。
- 開閉スピードが速い
- 異物侵入を防ぐための密閉度
- エネルギーの削減
この特徴を活かし、人やフォークリフト、車などの
出入りが多い工場や物流倉庫、スーパーなどの
バックヤードで使用されます。
シートシャッターはシート部にパイプが存在するかで
種類が変わってきます。
主にシート部にパイプがある場合は屋外に、
パイプがない場合は屋内に使用されることが多いです。
このことから屋外型、屋内型と呼ばれることもあります。
パイプなし(屋内型)は骨材が無く、開閉速度が速く、
コンパクトなものが多いです。
パイプあり(屋外型)は骨材があり、外からの風や気圧に
強い特徴を持っています。
製品によっては設置環境-25℃まで設置可能な
冷蔵冷凍庫仕様の製品、
あらゆる防爆エリアに設置できる防爆仕様など、
多種多様なラインナップがあります。
シートシャッターは便利ではありますが、大部分が
シートのため、シャッターに比べると故障もしやすいです。
(耐久性や使用頻度など様々な要因により)
1つの事例とその対応について、
ご紹介します。
よくある故障とその対応や修繕
最後に故障と修繕事例をご紹介します。
事例①シートが乱巻し、破れてしまった
「シートが動かなくなった」ということで
発生した案件、調査を行い
・シート部がガイドレールより外れている
・上部ケース内でシートが不規則に巻き上がっている(乱巻)
一時対応としてシートを降下させたところ、
シートが破れておりました。
原因は「以前、お客様自身で貼ったテープが
引っかかったこと」のようです。
こちらはシート交換及びガイドレール内の
樹脂レールの交換を行いました。
投稿者プロフィール
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アートシャッターは1996年の設立以来、会社設立の地である千葉県を中心に
最高のサービスをご提供できるよう尽力しております。
シャッターメーカー様各種のお取り扱いと25年の経験を活かし、
お客様の要望にお応えできるよう社員一丸となって取り組んで参ります。
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