防火シャッターの設置基準

こんにちは!
今回は防火シャッターの設置基準について、ご紹介いたします。

防火シャッターは建築基準法にある「防火設備の設置義務」により、防火戸の一部として
設置されております。

防火設備の全体像

防火設備は建物で火災が起きたとき、火災から安全を確保するために設置されます。
火災時の安全確保は周辺へ火災を拡大させない場所、建物内の各区画ごとに求められており、その区画を防火区画と言います。

防火区画は
①面積区画
②竪穴区画
③異種用途区画
以上の3つに分けられております。

面積区画
面積区画とは火災のとき、燃え広がらせないようにするため、一定の面積ごとに制限する区画のことです。
建物の種類・床面積・区画の構造・その他諸条件などによって条件が変わります。

竪穴区画
竪穴区画とは吹き抜けや階段、エレベーターなど竪穴を形成する場所の区画を言います。
建物の種類・区画の構造・その他諸条件などによって条件が変わります。
階段前の防火扉や防火シャッター、エレベーター前のスクリーンなどがよくありますね。

異種用途区画
異種用途区画とは複合施設など、異種の用途が複数ある建物の際、形成が必要とされる区画です。

以上のような防火区画に防火シャッターは形成されています。
防火区画を形成する場所に防火シャッターは設置されています。

もし点検などで防火シャッターなど防火設備の設置を調べる際は
防火区画を念頭に調査するとお役立ちできるかと思います。

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投稿者プロフィール

アート シャッター
アート シャッター
アートシャッターは1996年の設立以来、会社設立の地である千葉県を中心に
最高のサービスをご提供できるよう尽力しております。
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